英気に溢れる -Be filled with brilliance-

鹿児島で学習支援業を行なっているBRILLIANTが、子どもと教育、心と身体に関するエッセイ、日々の雑想をお届けします。

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せずにはいられない

「先生、自分の好きなことで進路を選べばよいのか、それとも、自分に合っていることで進路を選べばよいのか分からず迷っているのですが、どうしたらいいでしょうか?」

生徒さんから、このような悩みを相談されることがあります。


この悩みに関しては、私自身いまだに答えが出ていません。

なので、いつもただただ、その生徒さんのお話を聞いて、その生徒さんの心に添うしかしかありません。(他の多くの相談事でもそうしているのですが…)


というのも、ひとつは私自身が「好き」で進路を選んできたのかと問われると、困ってしまうところがあるからです。


例えば私の場合は、宇宙のことが好きだったから、大学で宇宙物理を選んだ、というよりは、自分の人生において、宇宙物理を「選ばずにはいられない」何かを感じてきたから、という方がしっくりくるんです。

同様に、大学時代は映画制作に情熱を傾けていましたが、映画や映画作りが好きだからというよりは、映画を「作らずにはいられない」出会いがあったからというのが本音だし、

またその後、塾講師の仕事に全力を投じたのも、教えるのが好きだからという理由よりも、前回の日記にも書きましたように、「教育の道を進まずにはいられない」ように導かれていったからというのが本音です。


そして今、母校の近くでこうして自営業で個別指導の学習サロンを開いているのも、もちろん自分の「開きたい」という意志もあってのことですが、「開かずにはいられない」ご縁に導かれた、というのが本質に近い気がするんです。


例えば、著名な登山家に「なぜ山に登るんですか?」と質問したら、「そこに山があるから」と答えたという話があります。

それになぞらえるとすれば、「なぜ教えるんですか?」と問われたら、「そこに学びたいという魂があるから」という答えになるんです。(少々大げさですが、率直な感覚なんです…)


「○○せずにはいられない」というのは、主体的なような、受け身なような、不思議な行動原理です。

しかも、そのエネルギーは時に衝動的で、かなり強いものです。

なので、時にこの行動原理に翻弄されてしまうこともあります。

ただ私は、これまで歩んできた道を振り返ってみる時、選んできたことが全部つながっているように感じるので、これで良かったと思っていますし、この行動原理に愛着も感じています。

しかしながら、一方で、成功者のみなさんが口を揃えておっしゃっる「自分の好きで好きでたまらないことを、心がわくわくするようなことを選びなさい、そうすれば幸せになれます」という言葉を耳にする度に、自分の行動原理はどこか重たいところがあるかもしれないなあ…、いや、でも…と悩んでしまうことがあります。


だから、進路を選ぶときの判断基準についても、なかなか明確な答えが出せずにいます。

生徒のみなさん、ごめんなさい。

一緒に考えていきましょう。

ひとつだけ言えるのは、人間は、たとえ答えは出なくても、選ぶ力を持っている生き物であるということです。


私は今回の日記も「書きたくて」書いたというよりは、「書かずにはいられなくて」書いてしまいました。

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ジャンル : 心と身体
テーマ : 自分らしく

[ 2011/11/07 05:09 ] 日々のエッセイ | TB(0) | CM(0)
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