英気に溢れる -Be filled with brilliance-

鹿児島で学習支援業を行なっているBRILLIANTが、子どもと教育、心と身体に関するエッセイ、日々の雑想をお届けします。

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「選ぶ」ということは「応援する」ということ

昨日、新しい首相が選ばれました。


小泉元首相以後、1年に1回首相を変える政治が続いています。

私は、政治がこのような悪循環に陥ってしまった一番大きな問題点は、

「選んだ人が選ばれた人を応援しない」ことにあると思っています。


2年前の国政選挙で私達は、与党として民主党を選びました。

しかし、私達は民主党に過剰な期待をするか、あるいは、冷ややかな

目で見るばかりで、心から応援する気持ちでテレビや新聞を見つめて

はいなかったのではないでしょうか。


私達の心の中には「選んであげたんだから、なんとかしてよ」という、

「お客様気分」がどこかにあり、民主党が「失態」を繰り返すたびに、

「信用して損だった」「もう支持してあげない」とぷいとソッポを向

いてきました。

政治家の方達も、国民の「お客様気分」や、それを確信犯的に煽動する

メディアの性格を良く知っていますから、国民の「ご機嫌取り」に腐心

するようになります。

しかし、政治家と国民は、サービスを提供するお店とお客さんの関係で

はありません。

ひとつの船に乗った同じ乗員なのです。


例えば、私達が、幾つかある船舶会社の中から、ひとつの船を選び、

世界一周のクルーズに出たとします。初めのうちは洋々と優雅な航海が

続いていましたが、突然、海賊船に砲撃されたり、予期せぬ未曾有の

大嵐に襲われたりして、(実は船体に整備不良があったことも手伝って)

船はボロボロ、少しでも油断をすれば、沈んでしまうという状況に陥って

しまいました。


そんな時に、私達は、「この船を信用して損だった」

「船長を支持しない」「早く辞めろ」「誰が船長をやっても同じ」などと

ゴタゴタ言っていられるでしょうか。いや、今にも沈みそうな船の中で、

そんな野次を飛ばしている暇はないでしょう。


まずは必死で(頼りないように思われる)船長さんや船員さんが、持ちう

る全ての力を発揮して、死ぬかもしれないこの難局を乗り切ってくれるよ

うに祈り、また彼らが仕事をしやすいような行動を取るべきです。

要は彼らを全力で応援することが最善の策なのです。

乗客が野次を飛ばして、船長や船員の士気を下げ、足を引っぱるような行

動を取れば、その瞬間、船の沈没は決まったようなものです。


これは例え話ではありますが、これこそ現在の日本の置かれた状況だと

思っています。


今、日本国民の中に、自分が一票を投じた政治家が、持ちうる全ての力を

発揮して、最高のパフォーマンスができるように、応援しようという気持ち

を持っている人が、一体どれだけいるでしょうか。


なでしこJAPANを応援していた時、多くの人が「PKよ!決まれ!」

とテレビに念を送っていたと思います。選手の皆さんも、その応援の波動を

受けて、士気が上がり、パフォーマンスも上がった部分があったのではない

かと思います。それと同じように、日本国民の応援の念が、政治の場にも集

まれば、政治家のパフォーマンスは上がると私は思います。



応援の念は、人を育てます。



これは教育の現場でも言えることですが、「結果を出したら、応援してあげる」

ではないのです。「応援があるから、人は結果を出せる」のです。先に「応援」

があって、人は育っていくのです。


今後は、内閣「支持率」と同時に、内閣「応援率」を測ったら良いと思います。

私は、安倍さんや、菅さんは、「支持」とは言い切れないけれど、とても

「応援」していました。


民主党を選んだ国民も、野田佳彦さんを選んだ民主党の国会議員も、

「(選んでやったという)お客様」でいるのではなく、選ばれた人が持ちうる

最大限の力を発揮できるための「応援者」として機能する時、日本の政治は

良い方に向かっていくのではないかと思います。

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ジャンル : 心と身体
テーマ : モノの見方、考え方。

[ 2011/08/31 05:38 ] 日々のエッセイ | TB(0) | CM(0)

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